投稿日: Aug 19, 2022
本日より、Amazon EC2 C6gd インスタンスが南米 (サンパウロ) リージョンで提供を開始しました。C6gd インスタンスは、ハイパフォーマンスコンピューティング (HPC)、バッチ処理、広告配信、動画エンコーディング、ゲーム、科学的モデリング、分散分析、CPU ベースの機械学習推論などのコンピューティング集約型ワークロードに最適です。これらのインスタンスで提供されるローカル SSD ストレージは、高速で低レイテンシーのストレージへのアクセスが必要なアプリケーション、バッチやログ処理などのデータの一時的なストレージ、および高速キャッシュとスクラッチファイルに役立ちます。
これらのインスタンスは AWS Nitro System 上に構築されます。これにより、従来の仮想化機能の多くが専用のハードウェアに負荷分散されるので、高い可用性が実現し、クラウドインスタンスの安全性が高まります。これらのインスタンスでは、最大 25 Gbps のネットワーク帯域幅と、最大 19 Gbps の Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) への帯域幅を利用できます。また C6gd インスタンスは、最大 3.8 TB の NVMe ベースの SSD ストレージも提供します。
AWS Graviton2 ベースのインスタンスは、多くの Linux オペレーティングシステムと、AWS およびパートナーの、セキュリティ、モニタリングと管理、コンテナ、継続的統合/配信 (CI/CD) 向けの、いくつかの一般的なサービスでサポートされています。Graviton2 ベースのインスタンス向けの、AWS のサービスおよびパートナーソリューションに関する詳細は、AWS Graviton ならびに AWS Graviton Ready プログラムをご覧ください。
今回のリージョン拡大により、現在、Amazon EC2 C6gd をご利用いただけるリージョンは次の通りです。AWS 米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、米国西部 (北カルフォルニア)、南米 (サンパウロ)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (大阪)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)。これらのインスタンスは、ベアメタルオプションに加えて、1、2、4、8、16、32、48、または 64 vCPU を備えた 8 つのサイズでご利用いただけます。これらのインスタンスは、オンデマンド、リザーブドインスタンス、スポットインスタンス、または Savings Plans の一部としてご購入いただけます。
AWS Graviton2 ベースのインスタンスは、AWS マネジメントコンソール、AWS コマンドラインインターフェイス (CLI)、AWS SDK から使用を開始できます。また、2022 年 12 月 31 日まで、t4g.small インスタンスで月に最大 750 時間を提供する T4g 無料トライアルを利用して、Graviton2 ベースのインスタンスを無料で開始することもできます。詳細については、AWS Graviton のページまたは開始方法についての Github のページをご覧ください。