投稿日: Aug 2, 2022
Amazon WorkSpaces の SAML 2.0 との統合を、現在プレビュー中です。WorkSpaces は、あらゆる対応デバイスからリソースにアクセスできる、Windows および Linux 向けのフルマネージドデスクトップ仮想化サービスです。管理者は、WorkSpaces ディレクトリでの SAML 2.0 認証により、SAML 2.0 ID プロバイダー (IdP) を使用して、デスクトップへのエンドユーザーアクセスを制御できるようになりました。
SAML 2.0 認証により、エンドユーザーはデフォルトのウェブブラウザを使用して IdP に対する認証を受け、WorkSpaces デスクトップにアクセスできます。この機能によって、既に IdP に対する認証を受けたエンドユーザーは、一貫性のある親しみ深い方法で、WorkSpaces などのエンタープライズアプリケーションにアクセスすることが可能です。SAML 2.0 認証を使用すると、多要素認証 (MFA) やコンテキストに応じたアクセスを含めて、利用できるセキュリティ機能を IdP から WorkSpaces へと拡張できます。
SAML 2.0 認証の WorkSpaces との併用に、追加料金はかかりません。SAML 2.0 認証のプレビューは、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、 カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン) リージョンでご利用いただけます。エンドユーザーは、Windows および macOS 向け WorkSpaces クライアントアプリケーションの最新バージョンから、SAML 2.0 認証を介して WorkSpaces にアクセスできるようになります。
プレビューに参加する
WorkSpaces 向け SAML 2.0 認証の詳細を確認して使用を開始するには、Amazon WorkSpaces 管理ガイドの「WorkSpaces のネットワーキングとアクセス」を参照してください。プレビューでは、AWS CLI または WorkSpaces API を使用して、WorkSpaces ディレクトリに SAML 2.0 認証を設定できます。