投稿日: Sep 20, 2022
本日、Outposts の Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) 用ローカルクラスターの一般提供を発表します。これにより、可用性に優れた Kubernetes クラスターをオンプレミス環境で実行できるようになります。
ローカルクラスターにより、Outposts 上の Amazon EKS クラスター全体をローカルで実行できます。そのため、光ファイバーの断線または気象現象などから生じる、クラウドへのネットワークの一時的な切断によるアプリケーションダウンタイムのリスクを軽減できます。Outposts 上の Kubernetes クラスター全体をローカルで実行するため、アプリケーションを継続的に使用でき、クラウドへのネットワークが切断中でもクラスターの操作を実行できます。クラウドに接続すると、Amazon EKS は Outposts 上の Kubernetes コントロールプレーンの可用性を管理するため、Kubernetes 操作を簡素化できます。ローカルクラスターは、クラウド上の Amazon EKS と同じ Kubernetes を実行し、最新のセキュリティパッチを自動的にデプロイするため、最新かつ安全なクラスターの維持を容易にします。クラウド上の Amazon EKS と同じツールを使用でき、オンプレミスおよびクラウド環境全体で一貫したエクスペリエンスを実現します。
ローカルクラスターは Outposts ラックで一般利用できます。ローカルクラスターの作成は、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、米国西部 (北カルフォルニア)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (ロンドン)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (東京)、南米 (サンパウロ)、および中東 (バーレーン)の AWS リージョンで実行できます。
Amazon EKS コンソールでクラスターを作成して使用を開始するか、Outposts の Amazon EKS のスペシャリストにお問い合わせください。詳細については、ブログ、または AWS ドキュメントをお読みください。