投稿日: Sep 19, 2022

Amazon Relational Database Service (RDS) 用のフルマネージド型の高可用性データベースプロキシである Amazon RDS Proxy が 2014 以降のメジャーバージョンで機能する Amazon RDS for SQLServer のサポートを開始しました。Amazon RDS Proxy を使用すると、アプリケーションの拡張性、データベース障害に対する耐障害性、安全性が向上します。

Amazon RDS Proxy はアプリケーションとデータベースの間に配置され、確立されたデータベース接続をプールして共有し、データベースの効率とアプリケーションのスケーラビリティを向上させます。 Amazon for RDS SQL Server マルチアベイラビリティーゾーンのデータベースの場合、Amazon RDS Proxy は、データベースに障害が発生した場合にスタンバイデータベースインスタンスに自動的に接続し、アプリケーションからの接続を保持し、フェイルオーバー時間を最大 83% 短縮します。Amazon RDS Proxy では、AWS Secrets Manager と AWS Identity and Access Management (IAM) を介してデータベース認証情報とアクセスを管理できるため、アプリケーションにデータベース認証情報を埋め込む必要がなくなります。

Amazon RDS コンソールで数回クリックするだけで Amazon RDS for SQL Server データベースの Amazon RDS Proxy を有効にできます。またアプリケーションを RDS Proxy エンドポイントに向けるとデータベースに接続できます。使用を開始するには、ドキュメントまたはブログ記事をご覧ください。

Amazon RDS Proxy は、MySQL 互換の Amazon Aurora、PostgreSQL 互換の Amazon Aurora、Amazon RDS for MariaDB、Amazon RDS for MySQL、Amazon RDS for PostgreSQL、Amazon RDS for SQL Server で使用可能です。 サポートされているリージョンとエンジンのバージョンについては、Amazon Aurora ユーザーガイドまたは Amazon RDS ユーザーガイドを参照してください。