投稿日: Sep 28, 2022
本日、AWS Certificate Manager プライベート認証機関の名称を AWS Private Certificate Authority (AWS Private CA) に変更いたしました。この変更により、AWS Certificate Manager (ACM) と AWS Private CA を区別しやすくなります。ACM と AWS Private CA では、インターネット、クラウド、プライベートネットワークでリソースを識別し、ネットワーク通信を保護するために使用されるデジタル証明書を作成および管理する過程で果たす役割が異なります。ACM では証明書のライフサイクルを管理し、Elastic Load Balancing、Amazon CloudFront、Amazon API Gateway などの AWS のサービスに対する更新を作成、保存、デプロイ、管理します。AWS Private CA では、さまざまなシナリオに合わせてカスタマイズ可能なプライベート証明書を作成できます。ACM、Amazon Managed Streaming for Apache Kafka (MSK)、IAM Roles Anywhere、Amazon Elastic Kubernetes Service (EKS) などの AWS のサービスでは、Private CA から提供されるプライベート証明書を利用できます。また、モノのインターネット (IoT) デバイスや、エンタープライズのユーザー、システム、サービス向けのプライベート証明書も作成できます。
このリリースと同時に、AWS Private CA のコンソールの更新も行われます。CA の作成ワークフローが簡単になり、1 ページのウィザードで作成できるようになりました。また、CA のリストではフィルタリングと検索がサポートされ、すべてのページにサイドバーとドキュメントのコンテキストヘルプが表示されるようになりました。また、コンソールのアクセシビリティも向上し、スクリーンリーダーのサポートの向上、運動障害のある方向けに Tab キーによる移動の強化が行われました。
AWS Private CA の詳細については、ドキュメントをご覧ください。