投稿日: Sep 19, 2022
AWS Elemental MediaConnect が、MediaConnect フローのソースと出力の両方で Secure Reliable Transport (SRT) コーラーモードをサポートするようになりました。SRT のコーラーモードにより、MediaConnect を使用する映像伝送ワークフローを設定する際の柔軟性が向上します。
575 社以上が加盟する SRT アライアンスの支援を受けるオープンソースプロトコルである SRT を使用すると、インターネット上での映像配信の信頼性が向上します。SRT には、コーラーモードとリスナーモードの 2 つの主な接続モードがあります。SRT リスナーモードでは、ソースと出力の両方が MediaConnect で既にサポートされています。そこに SRT コーラーへのサポートが加わることで、ソースから出力への接続における任意の組み合わせ (リスナーからコーラー、コーラーからリスナー、コーラーからコーラー、リスナーからリスナー) で SRT を使用できるようになりました。また、MediaConnect の SRT コーラーは、暗号化および高度なワークフローに用いるパスフレーズの変数とストリーム ID の変数を両方サポートします。
SRT コーラーは、MediaConnect を利用できるすべての AWS リージョンでサポートされています。MediaConnect は、Zixi、RIST、Fujitsu QoS といった信頼性の高いトランスポートプロトコルをサポートし、その数は増え続けています。詳細については、MediaConnect の概要ページにアクセスし、MediaConnect のドキュメントをお読みください。