投稿日: Sep 27, 2022
Amazon Location Service では、デベロッパーが一意の識別子を使用して既知の地理的位置を取得できるようになりました。例えば、オートコンプリート機能を使用してエンドユーザーが検索を完了できるようにする場合、デベロッパーはエンドユーザーが選択した一意の識別子を使用して将来のクエリの位置を取得できます。この一意の識別子を使用して、開発者は一貫した検索エクスペリエンスを作成し、検索結果をフィルタリングし、関連する検索結果をマップに表示できます。
デベロッパーは新しい getPlace API と一意の PlaceID を使用して、エンドユーザーが選択した位置の詳細を獲得し、常に一貫した検索エクスペリエンスを提供できます。さらに、一意の場所を特定し、検索カテゴリをフィルタリングし、関連するエンドユーザーの検索結果をマップに表示できます。また、getPlace API を使用して位置の緯度と経度の座標を取得し、Amazon Location のルート計算ツールを使用して運転時間をリクエストすることもできます。
Amazon Location Service はデベロッパーがマップ、POI (points of interest)、ジオコーディング、ルーティング、トラッキング、ジオフェンシングなどを、データ品質、ユーザーのプライバシー、コストを犠牲にすることなくアプリケーションに簡単に追加できるロケーションベースのサービスです。Amazon Location Service を使用すると、位置情報データの制御を保持し、プライバシーを保護し、エンタープライズのセキュリティリスクを軽減できます。Amazon Location Service は高品質のロケーションベースのサービスデータプロバイダ (Esri および HERE) 全体で一貫した API を提供し、すべて 1 つの AWS コンソールで管理されます。
Amazon Location Service は現在、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ストックホルム)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京) の各 AWS リージョンで利用可能です。
詳細については、Amazon Location Service 開発者ガイドをご覧ください。