投稿日: Oct 19, 2022
Amazon Simple Email Service (Amazon SES) は、専用 IP (マネージド型) の新しいモデルのリリースを発表しました。これは、お客様が専用 IP のプロビジョニングと管理に関連する面倒な作業をすべて行うことなく、専用 IP アドレスによって送信レピュテーションを向上させ、管理、維持するのに役立ちます。Amazon SES は、デジタルマーケティング担当者やアプリケーションデベロッパーがマーケティング、通知、トランザクションに関する E メールを任意のアプリケーションで送信できるようにする、費用対効果の高い、柔軟でスケーラブルなクラウドベースの E メールサービスです。
専用 IP をリースするという方法は、お客様が唯一の独占的な送信者であり IP を他の送信者と共有しないことを保証できるため、配信率を向上させる方法として、従来の共有 IP を使用する方法より一般的です。SES はリース用の専用 IP アドレスを提供し、お客様は IP アドレスごとに料金を支払います。これは、本日まで手動のセットアップと管理が必要でした。新しいマネージド型の機能は、お客様が専用 IP アドレスを迅速かつ簡単にプロビジョニングし、送信レピュテーションを維持するのに役立ちます。専用 IP アドレスのリース、ウォームアップ、E メール送信のスケーリングと管理といったプロセス全体は、すべて専用 IP (マネージド型) によって処理されます。SES は、レピュテーションを最大化し、未配信の、またはバウンスされた E メールの影響を最小化することを目標として、最近の送信パフォーマンスと過去の予測モデルを活用して IP 空間全体の送信量とルーティングを継続的に再調整します。
今回のリリースにより、必要なだけの専用 IP が自動的に提供され、ウォームアップをより迅速に完了できるようになります。そのため、お客様は必要以上に料金を支払うことなく、メールの送信を迅速に開始できます。専用 IP (マネージド型) は、専用 IP を使用した E メール送信に関連するオーバーヘッドを低減するのに役立ちます。
AWS コンソールおよびパブリック API で専用 IP (マネージド型) を利用できます。コンソールでワンクリックすれば専用 IP (マネージド型) の使用を開始でき、その後セットアッププロセスに進めるので、すぐに送信を開始できます。
Amazon SES の詳細については、こちらのページをご覧ください。