投稿日: Oct 25, 2022
本日、AWS Batch は Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS) のサポートを導入し、お客様が Amazon EKS クラスターでのジョブを Kubernetes ポッドとして実行できるようにしました。AWS Batch は、Kubernetes ノードのスケーリングやポッドの配置を管理し、Amazon Compute Cloud (Amazon EC2) または Amazon EC2 スポットを使用してジョブの実行をサポートします。さらに、Batch はこれら EKS クラスターの他のワークロードを妨げず、Batch 以外のノードにジョブを配置しません。
AWS Batch は何年にもわたって、大規模なバッチワークロードの実行エクスペリエンスをより確実かつ効率的に最適化してきました。そして現在、それらの機能を Amazon EKS のお客様にも利用していただけます。AWS Batch は、キューイング、依存関係の追跡、ジョブの再試行と優先度の管理、ポッド管理、ノードのスケーリングなど、フルマネージド型のバッチ機能を提供することで、EKS クラスターでのバッチワークロードの実行を簡素化します。AWS Batch は、複数のアベイラビリティゾーン、Amazon EC2 インスタンスの複数のタイプおよびサイズを処理できるように設計されており、Amazon EC2 スポットのベストプラクティスと統合して、中断率が低く耐障害性が高い方法でワークロードを実行します。AWS Batch を使用すれば迅速かつ効率的にジョブを管理できるため、夜通しの作業になるようないくつかのジョブも、ミッションクリティカルな何百万ものジョブも、安心して実行できます。
お客様は、有効な Amazon EKS クラスターを Batch に登録し、AWS Batch ジョブキューをアタッチし、ポッドスペックの属性を使って EKS ジョブ定義を登録することで使用を開始できます。次に、ジョブ定義を参照し、SubmitJob API を使用してジョブを送信できます。詳細については、AWS ブログを参照してください。