投稿日: Oct 11, 2022
本日、AWS CloudFormation StackSets では、スタックセットあたりのスタックインスタンス数、管理アカウントあたりのスタックセット数、管理アカウントあたりの 1 つの AWS リージョンにおけるスタックインスタンス同時操作数という、3 つのサービスクォータのデフォルト制限を引き上げました。その結果、次のことができるようになりました。(1) スタックセットあたり最大 100,000 のスタックインスタンスのデプロイメント (以前は 2,000)、(2) 管理アカウントで最大 1,000 のスタックセットの作成 (以前は 100)、(3) 管理アカウントあたり 1 つのリージョンで最大 10,000 のスタックインスタンス同時操作の実行 (以前は 3,500)。最新のサービスクォータについては、AWS CloudFormation のクォータをご覧ください。
StackSets は CloudFormation スタックの機能を拡張し、1 回の操作で複数の AWS のアカウントとリージョンにまたがるスタックを作成、更新、削除できるようにします。今回のリリースにより、スタックインスタンスのデプロイメントを 1 つの管理アカウントから 40 倍に拡大し、複数のスタックセットをサポートする管理アカウントの作成を最小限に抑えて 9 分の 1 にすることができます。StackSets を使用して、AWS アカウントのブートストラップ、設定のベースライン化、クロスアカウントのデータ収集システムのデプロイメント、ディザスタリカバリの設定、複数のアカウントとリージョンの他のユースケースの解決を行えます。
これらの新しい StackSets の制限は、CloudFormation が利用可能な AWS リージョンの AWS アカウントで有効になっています。AWS CloudFormation StackSets の使用を開始するには、StackSets の開始方法のページをご覧ください。