投稿日: Oct 7, 2022

AWS の PostgreSQL 向け JDBC ドライバーの一般提供が開始され、Amazon RDS または Amazon Aurora PostgreSQL 互換エディションのデータベースクラスターで使用できるようになりました。このラッパードライバーは PostgreSQL コミュニティドライバーと連携するよう設計されていて、Aurora PostgreSQL などのクラスター化データベースのフェイルオーバーをより取り扱いやすくします。AWS の PostgreSQL 向け JDBC ドライバーは既存のアプリケーションとドロップイン互換であるため、コミュニティドライバーと併せてフェイルオーバー機能を追加してアプリケーション変更の必要性を低減させます。以前にプレビュー版としてスタンドアロンの AWS の PostgreSQL 向け JDBC ドライバーがリリースされていましたが、今回のリリースで差し替えになります。

このラッパードライバーはデータベースクラスターのステータスをモニタリングし、クラスターのトポロジーをキャッシュすることで、フェイルオーバー時間を最小限に抑えます。次に、ノードに障害が発生した場合の DNS 名解決の速度を向上させるためにキャッシュが使用され、フェイルオーバー時間が数分から数秒に短縮します。Apache License v2 を使用するオープンソースプロジェクトで、Maven、Gradle、jar ファイルを使用してインストールできます。

AWS の PostgreSQL 向け JDBC ドライバーが IAM データベース認証をサポートします。ドライバーのダウンロードおよび機能のリクエストは、GitHub のプロジェクトにアクセスしてください。