投稿日: Oct 18, 2022
AWS は、コンピューティング、メモリ、ストレージのオプションが拡大した、Snowball Edge Compute Optimized の強化を発表しました。AWS Snowball Edge Compute Optimized デバイスでは、コンピューティング能力が 104 個の vCPU へと倍増、メモリ容量が RAM 416GB へと倍増、そして 28TB の NVMe ストレージはフル SSD になりました。AWS Snowball Edge Compute Optimized は、Amazon EC2、Amazon EBS、Amazon S3、AWS IoT Greengrass、AWS Lambda 関数、AWS IAM などの AWS コンピューティングおよびストレージ機能を厳しいエッジ環境にもたらす、安全で堅牢なデバイスです。
AWS Snowball Edge には、2 つのデバイスタイプがあります。より高いパフォーマンスのワークロードに適している多くのコンピューティング機能を備えた Snowball Edge Compute Optimized と、大規模なデータ移行と容量指向のワークロードに適している多くのストレージを備えた Snowball Edge Storage Optimized です。Snowball Edge デバイスは、接続が断続的な環境 (製造、産業、輸送など) や非常に離れた場所 (軍事や海上など) で使用できます。Snowball Edge Compute Optimized は、104 個の vCPU へと倍増したコンピューティング機能が追加され、さらに 416GB RAM はすべて SSD (28TB NVMe) のストレージアーキテクチャとなり、Amazon S3 と互換性のあるオブジェクトストレージや EBS と互換性のあるブロックボリュームが利用可能となります。新しくなった Snowball Edge Compute Optimized デバイスは高密度のコンピューティングリソースが必要なときに最適で、AI/ML 推論、動画分析などの複雑なワークロードを実行したり、プライベートな 5G ワイヤレスネットワークをトラックや航空機、船などの可動性のあるプラットフォームの、振動が激しく不安定で厳しいエッジ環境でデプロイしたりできるようになります。
新しい AWS Snowball Edge Compute Optimized は、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、米国西部 (北カリフォルニア)、AWS GovCloud (米国) の各 AWS リージョンでご利用いただけます。まずは AWS Snow Family コンソールで Snowball Edge デバイスをご注文ください。AWS Snowball Edge のドキュメントで Snowball の詳細を確認できます。料金の詳細については、AWS Snowball 料金表ページを参照してください。