投稿日: Oct 26, 2022
AWS Toolkit for NET Refactoring は Microsoft Visual Studio 2019 と Microsoft Visual Studio 2022 の新しい拡張機能です。この拡張機能を使うと従来の .NET フレームワークアプリケーションをクラウド向けに最適化された最新のアーキテクチャに変換でき、コスト削減、稼働時間の増加、スケーラビリティの向上というメリットを最大限に活用できます。Porting Assistant for .NET の機能が拡張され、Visual Studio IDE から直接、AWS 環境でテストができる新機能などが加わりました。
AWS Toolkit for NET Refactoring は以下の機能によって従来の .NET アプリケーションの変換を促進します。
互換性の評価
AWS Toolkit for .NET Refactoring の拡張機能は従来の .NET フレームワークアプリケーションをスキャンして、Windows の依存関係、および新しいクロスプラットフォームの .NET バージョン (.NET Core 3.1、.NET 5、.NET 6) との非互換 API とパッケージを特定します。
移植支援
可能な場合、AWS Toolkit for .NET Refactoring の拡張機能はプロジェクト参照ファイルと web.config ファイル (インターネットインフォメーションサービス (IIS) および Active Directory (AD)) に変更を加えることによってコードの修正を開始し、クロスプラットフォームの .NET と Linux と互換性を確保します。
AWS でのアプリケーションの検証
AWS Toolkit for .NET Refactoring の拡張機能を使用すると、Visual Studio から直接 AWS にデプロイすることで、リファクタリングコードの変更を検証できます。ツールキットは必要なコンテナ化アーティファクトを生成し、Visual Studio IDE を離れることなく、エンドポイント URL を介して AWS Fargate 経由で、Amazon Elastic Container Service (ECS) に移植されたコードをテストするのに役立ちます。
AWS Toolkit for NET Refactoring は Visual Studio 2019 と Visual Studio 2022 の拡張機能として利用可能です。詳細については、AWS のドキュメントとブログ記事をご覧ください。 拡張機能は Amazon EC2 での Visual Studio Amazon マシンイメージ (AMI) を含むライセンスの一部としても利用可能です。