投稿日: Nov 23, 2022
Amazon Rekognition Labels は機械学習に基づいた画像と動画の分析サービスで、物体、人間、テキスト、シーン、アクティビティを検出できます。本日、画像のための Amazon Rekognition Labels に複数の改善と機能強化が加えられました。最新の更新では、600 の新しいラベルを追加し、2,000 以上の既存のラベルの精度を向上させました。画質と色検出のため、Image Properties も導入しました。さらに、ラベルとラベルカテゴリで API の結果をフィルタリングする機能も追加しました。
多くの新しいラベルとラベルカテゴリの中でも、例えば、ブルックリン橋、コロッセオ、エッフェル塔、マチュピチュ、タージマハルのような名所、拍手、サイクリング、お祝い、ジャンプ、犬の散歩などのアクティビティ、野球の試合、クリケットのバット、フィギュアスケート、ラグビー、水球などのスポーツのラベルを検出できるようになりました。新しい Image Properties の機能を使用して、画像全体、画像の前景、画像の背景、局所的な境界ボックスが表示されたオブジェクトの主要な色を検出できます。Image Properties は画像の鮮明度、明るさ、コントラストも測定します。Image Properties を使用すると、低画質の画像を除外したり、検索コンテンツに色のメタデータを追加したりできます。Image Properties は一般的なラベル検出とは別料金のオプション機能で、更新された AWS SDK でのみ利用できます。
ラベルの API のレスポンスに「エイリアス」と「カテゴリ」が含まれるようになりました。エイリアスは同じラベルの別の名前で、カテゴリは個々のラベルを食べ物、飲み物、動物、ペットなど 40 の共通テーマに基づいてグループ化します。注意: エイリアスとカテゴリは更新された AWS SDK でのみ返されます。
Amazon Rekognition Labels でサポートされるすべての AWS リージョンで、これらの機能向上が利用可能になりました。新機能を試すには、Amazon Rekognition コンソールのラベル検出と Image Properties をご覧ください。詳細については、AWS のブログと Amazon Rekognition Labels のドキュメントをご覧ください。