投稿日: Nov 14, 2022

Amazon S3 Object Lambdaがアジアパシフィック (大阪) AWS リージョンで利用可能になりました。S3 Object Lambda を使用すると、S3 GET、HEAD および LIST リクエストに独自のコードを追加して、データがアプリケーションに返されるときにそのデータを変更および処理できます。カスタムコードを使用して、S3 GET リクエストによって返されるデータを変更し、行のフィルタリング、画像の動的なサイズ変更、機密データの編集などを行うことができるようになりました。さらに、S3 Object Lambda を使用することで、S3 LIST リクエストの出力を変更してバケット内にあるオブジェクトのカスタムビューを作成したり、S3 HEAD リクエストの出力を変更してオブジェクト名やサイズといったオブジェクトのメタデータを変更したりできます。

AWS マネジメントコンソールで数回クリックするだけで、AWS Lambda 関数を設定し、S3 Object Lambda アクセスポイントにアタッチすることができます。その時点から S3 は自動的に AWS Lambda 関数を呼び出し、S3 Object Lambda アクセスポイントを介して取得されたデータを処理して、変換した結果をアプリケーションに返します。S3 Object Lambda は、AWS マネジメントコンソール、AWS コマンドラインインターフェイス (CLI)、アプリケーションプログラミングインターフェイス (API)、または AWS Software Development Kit (SDK) クライアントから使用を開始できます。

S3 Object Lambda は、AWS GovCloud (米国) リージョン、Sinnet が運営する AWS 中国 (北京) リージョン、NWCD が運営する AWS (寧夏) リージョンを含む、すべての AWS リージョンでご利用いただけます。

料金情報については、Amazon S3 の料金ページをご覧ください。S3 Object Lambda の詳細については、製品の詳細ページ、および S3 ユーザーガイドにある開始方法のチュートリアルをご覧ください。