投稿日: Nov 10, 2022
Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) で、サブスクリプションフィルターポリシーのデフォルトクォータ値が引き上げられました。クォータの引き上げにより、アカウントあたりのサブスクリプションフィルターポリシーが最大 10,000 件になり、トピックごとに最大 200 件のサブスクリプションポリシーを適用可能になりました。デフォルトでは、トピックに公開されたすべてのメッセージがトピックのサブスクライバーに送信されます。サブスクリプションフィルターポリシーを使用すると、サブスクライバーは不要なメッセージをフィルタリングによって除外することで、アーキテクチャを簡素化し、リソースの使用率を最適化できます。
Amazon SNS は、アプリケーション対アプリケーション (A2A) と、アプリケーション対個人 (A2P) の両方の通信に使用できる、フルマネージドメッセージングサービスです。A2A での pub/sub 機能により、分散型システム、マイクロサービス、イベント駆動型のサーバーレスアプリケーションの間において、高スループットかつプッシュベースの多対多メッセージングをトピックで利用できるようになります。A2P 機能を使用すると、SMS、モバイルプッシュ、E メールを介して、大量のユーザーにメッセージを送信できます。
サブスクリプションフィルターポリシーのクォータの引き上げは、すべての AWS リージョンおよび AWS GovCloud (米国) で実施済みです。
Amazon SNS のメッセージフィルタリングと新しいクォータは、AWS マネジメントコンソール、AWS CloudFormation、AWS Software Development Kit (SDK)、Amazon SNS コマンドラインインターフェイス (CLI)、Amazon SNS アプリケーションプログラミングインターフェイス (API) で利用を開始できます。
詳細については、Amazon SNS デベロッパーガイドのメッセージフィルタリングについてのセクション、および AWS 全般的なリファレンスのサービスクォータについてのセクションを参照してください。