投稿日: Nov 16, 2022
Amazon Timestream が AWS GovCloud (米国西部) リージョンで利用できるようになりました。GovCloud リージョンでのサポートにより、米国の政府機関や請負業者は、特定の規制およびコンプライアンス要件に対応することで、Amazon Timestream で機密性の高い時系列分析を実行できます。
Amazon Timestream は、高速かつサーバーレスで安全性が高い、分析、DevOps、IoT アプリケーション向け時系列データベースです。このデータベースは、最小限の DevOps のオーバーヘッドで 1 日あたり数兆件の時系列イベントを処理するためにスケールできます。Amazon Timestream により、データ階層やユーザー定義のデータ保持ポリシーを使用した、データのライフサイクル管理が簡素化されます。専用のクエリエンジンが、これらの階層全体を通じて、最近および履歴上のデータへのアクセスとその分析を可能にしています。また、Amazon QuickSight、Grafana、JDBC 経由でサポートされるコネクタとの統合によるデータの可視化も簡単です。Amazon Timestream では、自動的にスケールアップまたはスケールダウンすることで、キャパシティやパフォーマンスを調整することも可能です。そのため、基盤インフラストラクチャの管理が不要となり、アプリケーションの構築に専念できます。
Amazon Timestream は HIPAA 準拠で、ISO 認定を受けており、PCI DSS にも準拠しています。また、AWS の SOC レポート SOC 1、SOC 2、SOC 3 の対象です。今回のリリースにより、Amazon Timestream は、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、欧州 (フランクフルト)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京) の各リージョンでご利用いただけるようになりました。Amazon Timestream の使用を開始するには、製品ページにアクセスしてください。