投稿日: Nov 28, 2022
Amazon VPC Reachability Analyzer では、AWS Organization 内の異なる AWS アカウントにわたる AWS リソース間のネットワークの到達可能性分析をサポートするようになり、AWS Organization 全体のネットワーク到達可能性を追跡およびトラブルシューティングできるようになりました。
VPC Reachability Analyzer を使用すると、ネットワーク設定を分析することで、仮想プライベートクラウド (VPC) の送信元のリソースと送信先のリソース間のネットワーク到達可能性を診断できます。これまで Reachability Analyzer を使用して分析できるのは、同じ AWS アカウント内にある AWS リソース間のネットワーク到達可能性のみでした。Reachability Analyzer で AWS Organization がサポートされるようになり、AWS Organization 内の複数の AWS アカウントにわたって、指定した送信元と送信先間の仮想ネットワークパスのホップごとの詳細を表示し、それらの間のネットワーク到達可能性をブロックしうるネットワーク構成の問題も切り分けることができるようになりました。例えば、AWS Organization のアカウント A の EC2 インスタンスがアカウント B の別の EC2 インスタンスに接続できない場合、Reachability Analyzer はネットワーク到達可能性をブロックしうる VPC ルートテーブルの欠落しているルートテーブルエントリを特定するのに役立ちます。
Amazon VPC Reachability Analyzer の詳細については、ドキュメントをご覧ください。 Reachability Analyzer の料金は、Amazon VPC 料金表をご覧ください。