投稿日: Nov 3, 2022
AWS App Runner プライベートサービスをサポートする AWS Copilot バージョン 1.23 の一般提供を開始しました。デベロッパーは App Runner を使用して、コンテナ化されたウェブアプリケーションと API をクラウドにすばやく、より簡単かつ大規模にデプロイできます。インフラストラクチャを管理する必要はありません。デフォルトで、App Runner はインターネット経由でパブリックにアクセスできます。今回、プライベートサービスにおいて、社内ウェブサイト、API、アプリケーションへのネットワークアクセスを、Amazon VPC 内から行われたものに制限できるようになりました。
AWS Copilot を使用すると、コンテナをすばやく開始でき、1 つのコマンドと Dockerfile で、Amazon ECS または AWS App Runner にデプロイできます。Copilot はデベロッパーにフォーカスしたインターフェイスとワークフローを提供します。これによりユーザーは、一般的なアプリケーションやサービスパターンを選択してアプリケーションアーキテクチャに集中することができます。Copilot は best-practices アーティファクトおよび infrastructure-as-code アーティファクトを使用して、必要な AWS インフラストラクチャをアカウントにプロビジョニングし、最新の状態に保ちます。App Runner が提供するリクエスト駆動型の Copilot サービスをプライベートに切替えるオプションがこのたび追加されました。Copilot サービスマニフェストで http.private: true を指定して copilot deploy コマンドを実行してください。Copilot を使用すると、Copilot 環境用にプロビジョニングされた Amazon VPC 内からのトラフィックのみ許可するように AWS App Runner サービスを設定できます。
また、今回のリリースでは Amazon Aurora Serverless v2 のサポートが追加され、Amazon VPC フローログでのネットワークのモニタリングが容易になりました。今回リリースされた新機能の一覧は、リリースノートを参照してください。
使用を開始するには、GitHub ページから直接新しい AWS Copilot v1.23 リリースをダウンロードするか、入門ガイドを参照してください。