投稿日: Nov 27, 2022

エンタープライズのお客様が迅速かつ安全にデータベースを AWS に移行できるように支援する AWS Database Migration Service (AWS DMS) で、Schema Conversion という新しい機能をリリースしました。DMS Schema Conversion は AWS DMS のフルマネージド機能で、データベースのスキーマを自動的に評価し、AWS のターゲットデータベースサービスと互換性のある形式に変換するため、データベースと分析ワークロードをモダナイズできます。DMS Schema Conversion は、データベースと分析ワークロードを AWS に移行し、クラウドを導入してデータベースのモダナイズを実現することで、ライセンスコストの削減、パフォーマンス、俊敏性、耐障害性の向上を計画しているお客様を対象とした機能です。 

DMS に組み込まれた DMS Schema Conversion 機能を使用することで、特に異種間の移行時に個別のソリューションを実装する手間を省くことができます。この機能では、ソースデータベースのスキーマ、ビュー、ストアドプロシージャ、関数をターゲットデータベースサービスのスキーマに変換できます。また、スキーマ変換の複雑さに関する評価レポートを数クリックで生成できます。このレポートには、ソースデータベースエンジンとターゲットデータベースエンジンの非互換性を解決する方法についての規範ガイダンスが記載されています。スキーマコードが変換されると、数週間や数か月ではなく、数時間でデータベースと分析ポートフォリオを移行できます。お客様は検出や分析、スキーマコードの変換、データの移行といったデータベース移行プロセス全体を 1 つの AWS コンソールで実行できます。 

DMS Schema Conversion は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (ストックホルム)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (シンガポール) の各 AWS リージョンで一般提供されています。

詳細については、ドキュメントをご覧ください。データベースのモダナイズを始めましょう。