投稿日: Nov 29, 2022
本日、AWS は AWS Verified Access のプレビュー版のリリースを発表しました。AWS Verified Access は、VPN を必要とすることなく、企業アプリケーションに対して安全なアクセスを実現可能にする新しいサービスです。AWS ゼロトラストのセキュリティ原則を使用して構築され、安全かつスケーラブルな方法でリモートワークモデルを導入するのに役立ちます。
Verified Access により、ユーザーがアプリケーションにアクセス可能な条件を定義する一連のポリシーを詳細に作成することで、安全なリモートアクセスの実現に向けてアプリケーションを迅速に有効化できます。Verified Access は各アクセス要求をリアルタイムで評価し、これらの条件が満たされた場合にのみユーザーにアプリケーションに対するアクセス権を付与します。Verified Access で、ID データとデバイスポスチャに基づく条件を使用して、各アプリケーションの一意のアクセスポリシーを定義できます。例えば、財務チームのメンバーのみに自社の財務報告アプリケーションに対するアクセスを許可し、準拠デバイスのみを使用するようポリシーを作成することができます。Verified Access は、AWS IAM アイデンティティセンターとの直接統合、ならびに OpenID Connect (OIDC) によるサードパーティーの ID プロバイダーとの直接フェデレーションを通じて従業員 ID をサポートします。また、セキュリティコンテキストをさらに得るために、サードパーティーのデバイスポスチャプロバイダーとも統合します。 Verified Access の統合パートナーのリストについては、AWS ニュースブログをご覧ください。
Verified Access は、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (シドニー)、カナダ (中部)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、欧州 (フランクフルト)、南米 (サンパウロ) の 10 の AWS リージョンでパブリックプレビュー版として利用可能です。