投稿日: Nov 16, 2022
AWS Systems Manager の機能である Incident Manager が、人気の運用インシデント対応ツールである PagerDuty と統合されたことを発表します。これにより、AWS の運用インシデント対応機能が強化されます。運用チームはアプリケーションの可用性とパフォーマンスに関する重大な問題の発生時に、迅速に関与、対応、解決できるようになります。
Incident Manager を使用すると、重大な問題が検出された際に、適切な担当者および情報を特定できます。それにより、事前設定した対応計画を開始し、SMS、電話、チャットのチャネルを使用して担当者と連携できます。また、AWS Systems Manager Automation のランブックを実行できます。Amazon CloudWatch アラームまたは Amazon EventBridge イベントによって、問題が検出された際に PagerDuty を直接 Incident Manager の対応計画に組み込み、自動で担当者を連携させることができます。Incident Manager を使用すると、インシデント対応を継続しながら担当者を追加することもできます。これにより、根本原因に関する追加の情報が明らかになった場合に、すぐに適切な担当者と連携できるため、対応時間を短縮できます。PagerDuty での設定に基づいて、Incident Manager コンソールから特定の担当者とチームをいつでも表示、選択、連携できます。
この PagerDuty との新しい統合は、Incident Manager の既存の統合 (ServiceNow および Atlassian Jira Service Management) に追加されます。Incident Manager で製品統合を開始する方法の詳細については、ドキュメントを参照してください。