投稿日: Nov 28, 2022
Amazon FSx for OpenZFS で、高速 NVMe キャッシュを搭載し、これまでの世代と比べて最大スループットと最大 IOPS が 2 倍になった次世代のファイルシステムの提供が開始されました。
Amazon FSx for OpenZFS は、人気の高い OpenZFS ファイルシステムを使用したコスト効率の高いフルマネージド型共有ファイルストレージを提供しています。次世代の FSx for OpenZFS ファイルシステムでは、これまでの世代と比べて 2 つのパフォーマンス改善が実現されています。1 つ目の改善点として、次世代のファイルシステムでは、永続的 SSD ストレージに対する読み書きで最大 350,000 IOPS および 10 GB/s のスループットが実現されています。2 つ目の改善点として、最後にアクセスされたデータを自動的にキャッシュする最大 2.5 TB の高速 NVMe ストレージが搭載され、百万以上の IOPS および数百ミリ秒のレイテンシーでデータにアクセスできるようになりました。この新しい次世代ファイルシステムを使用することで、メディア処理/レンダリング、財務分析、機械学習のように、シンプルかつ高性能な NFS 対応ストレージを利用するさまざまな高性能ワークロードを実現できます。
今回のリリースにより、AWS コンソール、AWS CLI、FSx API を使用して次世代の FSx for OpenZFS ファイルシステムを作成できるようになりました。この新しいファイルシステムは、これまでの世代のファイルシステムと同じストレージ単位およびスループット単位の価格が設定されており、米国東部 (オレゴン、バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド) の 4 つの AWS リージョンでご利用いただけます。次世代ファイルシステムの詳細については、Amazon FSx のドキュメントを参照してください。