投稿日: Nov 18, 2022
Amazon CloudWatch Application Insights では、SAP NetWeaver アプリケーションのオブザーバビリティのサポートを開始いたしました。SAP S/4HANA、SAP ERP、SAP Business Warehouse などの SAP ワークロードを AWS で実行している AWS のお客様は、AWS インフラストラクチャから SAP アプリケーションまで SAP スタック全体を監視できるようになりました。このリリースは、SAP HANA データベースのオブザーバビリティに関する以前の発表に基づいており、SAP on AWS ワークロードのスタック全体をモニタリングできます。このリリースにより、SAP NetWeaver と Amazon Elastic File System を活用した高可用性システムをモニタリングすることもできます。
NetWeaver ベースのアプリケーションのオンボーディングは簡単です。AWS マネジメントコンソールで 3 回クリックするだけで、モニタリングを有効にし、セキュリティ、可用性、パフォーマンスに関するメトリクス、ログ、アラームを事前に選択できます。これらのメトリクスは、アプリケーションヘルスダッシュボードを作成するために使用されます。このダッシュボードでは、SAP 管理者が問題の表示、検索、並べ替えを実行できます。CloudWatch Application Insights では、アプリケーションリソース全体でモニタリングされているデータソースを継続的に分析して、メトリクスの異常を検出し、エラーをログに記録します。分類アルゴリズム、組み込みのルールを使用してさまざまなレイヤーの監視結果を関連付けてアプリケーションの問題を検出し、レポートを生成してその問題を通知し、アクションを実行します。
Application Insights for NetWeaver は、AWS GovCloud (米国) を含むすべての商用リージョンでご利用いただけます。AWS での SAP ワークロードのオブザーバビリティの詳細については、Amazon CloudWatch Application Insights のドキュメントをご覧ください。