投稿日: Dec 21, 2022
Amazon EKS Anywhere (EKS-A) は、GitOps や Infrastructure as Code (IaC) ツール (Terraform など) によるクラスターライフサイクル全体の自動化をサポートするようになりました。これまでは、EKS-A のクラスターライフサイクル全体に及ぶ操作 (プロビジョニング、更新、削除など) を処理する唯一のメカニズムは、Amazon コマンドラインインターフェイス (CLI) ツール「eksctl」を使用することでした。EKS-A が EKS-A マネジメントクラスターで GitOps と IaC をサポートしたため、クラスターの作成、更新、削除など、EKS-A ワークロードクラスターライフサイクルの操作を自動化できるようになりました。
EKS-A マネジメントクラスターは、オンプレミスの Kubernetes クラスターであり、アプリケーションを実行する EKS-A ワークロードクラスターのフリートを作成および管理します。GitOps と IaC は、コードで IT インフラストラクチャの管理を自動化するための手段です。GitOps と IaC が可能にする開発のベストプラクティスとしては、信頼できる単一ソースとしての Git の使用、インフラストラクチャの変更を追跡および監査するためのコードの確認、継続的インテグレーション/継続的デリバリー (CI/CD) プロセスなどが挙げられます。デプロイワークフローの標準化、デプロイの信頼性と可視性の向上、EKS-A ワークロードクラスターのデプロイ時における運用効率の改善など、GitOps と IaC がもたらす恩恵を享受できるようになっています。
EKS-A クラスターライフサイクルの自動化に関する GitOps と IaC のサポートの詳細については、ユーザードキュメントを参照してください。