投稿日: Dec 19, 2022

AWS PrivateLink を使用して、Amazon Virtual Private Cloud (VPC) から Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS) の管理 API へのプライベートアクセスを行えるようになりました。AWS PrivateLink は、VPC、AWS のサービス、オンプレミスネットワーク間のプライベート接続を提供します。AWS PrivateLink を使用して VPC で Amazon EKS クラスターを管理することで、組織のセキュリティとコンプライアンスの要件を満たしやすくなります。また、AWS VPN、AWS Direct Connect、VPC ピアリングのいずれかを使用して、オンプレミス環境またはその他の VPC から VPC エンドポイントにアクセスすることもできます。VPC エンドポイントの作成には料金がかかります。詳細については、AWS PrivateLink の料金ページを参照してください。

Amazon EKS は、AWS で Kubernetes をより簡単に実行できるマネージド Kubernetes サービスです。お客様が独自に Kubernetes コントロールプレーンやワーカーノードのインストール、運用、保守管理をする必要はありません。Amazon EKS は Kubernetes 準拠として認定されているため、標準的な Kubernetes アプリケーションを EKS に移行することもでき、その際、コードをリファクタリングする必要はありません。

AWS PrivateLink の EKS サポートは、米国東部 (オハイオ、バージニア北部)、米国西部 (オレゴン、北カリフォルニア)、アフリカ (ケープタウン)、アジアパシフィック (香港、ムンバイ、シンガポール、シドニー、ソウル、東京)、カナダ (中部)、欧州 (アイルランド、フランクフルト、ロンドン、ストックホルム、パリ、ミラノ)、中東 (バーレーン)、南米 (サンパウロ)、および AWS GovCloud (米国) の AWS リージョンでご利用いただけます。 

AWS PrivateLink を使用するには、Amazon VPC コンソール、SDK または CLI を使用して、VPC で Amazon EKS のインターフェイス VPC エンドポイントを作成します。Amazon EKS の詳細については、サービスのドキュメントを参照してください。