投稿日: Dec 1, 2022
EventBridge Pipes は、イベントプロデューサーとコンシューマーをポイントツーポイントで統合する、よりシンプルで一貫性のあるコスト効率の良い方法を提供しており、イベントバスやスケジューリングの先へ EventBridge のサービスを拡大しています。EventBridge Pipes では、Amazon SQS、Amazon Kinesis、Amazon DynamoDB、Amazon Managed Streaming Kafka、セルフマネージド型の Kafka、Amazon MQ などのソースからのデータに、アプリケーションを簡単に接続できます。EventBridge Pipes は、イベントバスと同じターゲットサービスをサポートしています。例としては、Amazon SQS、AWS Step Functions、Amazon Kinesis Data Streams、Amazon Kinesis Data Firehose、Amazon SNS、Amazon ECS があり、イベントバス自体もサポートしています。
パイプを作成することは、ソースとターゲットを選択するのと同じくらい簡単であり、必要に応じて、バッチ処理、開始位置、同時実行などをカスタマイズできます。オプションのフィルタリングステップを使用すると、特定のソースイベントのみをパイプに流し込めます。また、AWS Lambda、AWS Step Functions、API 送信先、あるいは Amazon API Gateway を活用したオプションの強化ステップを使用すれば、ターゲットに到達する前のイベントを強化または変換できます。EventBridge Pipes では、差別化につながらない統合コードを記述、管理、スケールする必要がないため、サービスの接続ではなく、サービスの構築に時間をかけることができます。
Amazon EventBridge Pipes を利用できるリージョンは、米国東部 (オハイオおよびバージニア北部)、米国西部 (オレゴンおよび北カリフォルニア)、カナダ (中部)、欧州 (パリ、ストックホルム、アイルランド、フランクフルト、ロンドン、ミラノ)、アジアパシフィック (ムンバイ、東京、ソウル、シンガポール、香港、大阪、シドニー、ジャカルタ)、中東 (バーレーン、UAE)、アフリカ (ケープタウン)、南米 (サンパウロ) です。
開始方法については、Pipes に関する AWS ニュースブログの投稿でご紹介しています。または、Amazon EventBridge コンソールにある [Pipes] (パイプ) をクリックしてください。