投稿日: Dec 8, 2022
Amazon VPC IP Address Manager (IPAM) が AWS GovCloud (米国) の東西両方のリージョンで利用できるようになりました。VPC IPAM は、AWS ワークロードの IP アドレスの計画、追跡、モニタリングを容易にする機能です。
VPC IPAM を使用すれば、ルーティングやセキュリティのニーズに基づいて IP アドレスを簡単に整理し、IP アドレスの割り当てを管理するためのシンプルなビジネスルールを設定できます。IPAM を使って、VPC への IP アドレスの割り当てを自動化することにより、保守が困難で時間のかかるスプレッドシートベースのアプリケーションや IP アドレスの使用を計画する自社開発アプリケーションを使う必要はなくなります。また、IPAM は重要な IP アドレス情報を自動的に追跡するため、手動で IP アドレスを追跡または記録する必要がなくなります。IPAM は、IP アドレスのモニタリングデータを自動的に保持します (最大3年間)。このデータを使用して、ネットワークセキュリティとルーティングポリシーに対し、過去にさかのぼった分析と監査を行うことができます。
VPC IPAM は、今回のリージョン拡張により、アフリカ (ケープタウン)、アジアパシフィック (香港)、アジアパシフィック (ムンバイ)、アジアパシフィック (大阪)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (シンガポール)、カナダ (中部)、欧州 (ダブリン)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (ロンドン)、欧州 (ミラノ)、欧州 (パリ)、欧州 (ストックホルム)、中東 (バーレーン)、南米 (サンパウロ)、米国西部 (北カリフォルニア)、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、そして AWS GovCloud (米国西部)、AWS GovCloud (米国東部) の AWS リージョンでご利用いただけるようになりました。
IPAM の詳細については、IPAM のドキュメントをご確認ください。料金の詳細については、Amazon VPC の料金をご覧ください。