投稿日: Dec 15, 2022

Amazon Location Service は、マップ機能に、グローバルコミュニティでサポートされている地理空間データソースである OpenStreetMap (OSM) のデータに基づくオープンデータという新しいデータオプションを追加しました。デベロッパーは先行投資や地理空間の専門知識がなくても、信頼性が高い最新の OSM データに簡単にアクセスできるようになります。Esri や HERE が提供する高品質なデータプロバイダーオプションに加え、Open Data Maps でデベロッパーがアプリケーションにマップを統合する選択肢が増えます。デベロッパーは OSM の柔軟なライセンス条件を活用し、データ品質を継続的に向上させることができます。  

Amazon Location Open Data Maps を利用して、デベロッパーは OSM ベースのマップをウェブまたはモバイルのアプリケーションにより簡単に統合し、情報をオーバーレイできます。Amazon Location Open Data Maps の可用性、レイテンシー、セキュリティ、信頼性を活用できるようになりました。デベロッパーは、スケーリングやパフォーマンスが安定しない可能性のある専用の OSM ツールを設定して操作する必要がなくなります。さらに、デベロッパーが介入することなく Amazon Location によってデータが更新されるため、デベロッパーはアプリケーションの鮮度を常に気にする必要がなくなります。 

Amazon Location Service は、デベロッパーがマップ、POI (points of interest)、ジオコーディング、ルーティング、トラッキング、ジオフェンシングなどを、データ品質、ユーザーのプライバシー、コストを犠牲にすることなくアプリケーションに簡単に追加できるようにするロケーションベースのサービスです。Amazon Location Service を使用すると、位置情報データの制御を保持し、プライバシーを保護し、エンタープライズのセキュリティリスクを軽減できます。Amazon Location Service は高品質のロケーションベースのサービスデータプロバイダー (Esri および HERE) 全体で一貫した API および広く利用されるオープンデータソースである OpenStreetMap を提供します。1 つの AWS コンソールですべてを管理できます。

Open Data Maps のプレビュー版は、米国東部 (バージニア北部)、米国東部 (オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ストックホルム)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京) で利用できます。詳細については、Amazon Location Open Data Maps をご覧ください。