投稿日: Dec 8, 2022
Amazon QuickSight Enterprise Edition では、さらに大規模な SPICE データセットをサポートするようになりました。今後はすべての新しい SPICE データセットにおいて、Enterprise Edition の場合は 10 億行 (または 1 TB)、Standard Edition の場合は 2,500 万行 (または 25 GB) までのデータに対応できます。これまで、各 SPICE データセットに保存できるデータの上限は 5 億行、500 GB でした。QuickSight のリッチな可視化機能を使用して非常に大規模なデータセットを検証する場合は、データエンジニアに QuickSight と別のデータストアとの間でデータを手動で調整してもらう必要がありました。そのため、非常に大きなデータセットにすばやくアクセスして分析することは困難でした。SPICE で 10 億行がサポートされたことにより、データストアに接続して SPICE にデータを取り込むことがより簡単になりました。ユーザーは、エンジニアリングチームと連携して手動でサービス間のデータ調整を行う必要がなくなり、自分で直接 QuickSight から大規模なデータセットを視覚的に分析できるようになりました。詳細については、こちらをご覧ください。
Amazon QuickSight Enterprise Edition でサポートを開始した 10 億行の SPICE データセットは、QuickSight が提供されている次のリージョンすべてでご利用いただけます: 米国東部 (バージニア北部およびオハイオ)、米国西部 (オレゴン)、カナダ、サンパウロ、欧州 (フランクフルト、アイルランド、ロンドン)、アジアパシフィック (ムンバイ、ソウル、シンガポール、シドニー、東京)、AWS GovCloud (米国西部)。