投稿日: Dec 19, 2022
AWS IoT Device Client の新しいバージョン 1.8 を発表しました。このバージョンでは、Docker イメージ、PowerPC アーキテクチャのサポート、および新しい「AWS Run-Command」ジョブテンプレートを使用するための実装を利用できます。
AWS IoT Device Client の Docker イメージは、Elastic Container Registry (ECR) から取得でき、Ubuntu、Amazon Linux、Red Hat Ubi8 を実行する x86_64、aarch64、armv7 のアーキテクチャ用の Device Client ソフトウェアが含まれています。そのため、お客様は Device Client をすぐに使い始めることができます。Device Client は、AMD 64、AARCH 64、MIPS32、ARMV7L に加えて、PowerPC64、PowerPC64le のアーキテクチャで使用できます。
さらに、AWS IoT Device Client では、新たに追加された AWS マネージドジョブテンプレート「AWS-Run-Command」がサポートされるようになりました。AWS マネージドジョブテンプレートには、IoT デバイスで頻繁に実行されるリモートアクションの設定が事前に定義されています。8 つ目の AWS マネージドジョブテンプレートとなる、この「AWS-Run-Command」では、AWS IoT Device Management のジョブ機能を使用してシェルコマンドを実行するよう IoT デバイスに指定できます。
デバイスでの使用を開始するには、GitHub から AWS IoT Device Client のソースコードをダウンロードするか、ECR で Docker イメージを取得してください。手順を追ったワークショップを利用すると、簡単な PoC (概念実証) を作成し、AWS IoT Device Client を使用した任意の AWS IoT 機能を詳しく見ることができます。AWS IoT Core、AWS IoT Device Management、AWS IoT Device Defender の詳細については、デベロッパーガイドをご覧ください。