投稿日: Jan 31, 2023

Amazon CloudWatch では、お客様がログの公開時に特別なヘッダーの宣言を行うことなく、埋め込みメトリクスフォーマット (EMF) を使用して構造化されたログからメトリクスを抽出できるようになりました。

CloudWatch Logs 内の構造化されたログ形式を使用すると、ログ内でメトリクスを出力して抽出し、EMF 経由で CloudWatch に公開できます。お客様は、抽出されたメトリクスを活用して、視覚化やアラームによりリアルタイムでインシデントを検出可能です。また、CloudWatch Logs Insights を使用して基盤となるログについてより詳細な分析を行うこともできます。本日のリリースにより、お客様は特別なヘッダーを追加する必要がなくなり、CloudWatch は EMF 仕様に合わせて構造化されたログからメトリクスを自動的に検出および抽出します。この簡素化により、お客様はより多くのデプロイとユースケースで EMF を活用できるようになります。

お客様は、アプリケーションからネイティブに EMF ログを CloudWatch に送信するか、クライアントライブラリを使用するか、ADOT コレクターを使用するかの、いずれかの方法で EMF の活用を開始できます。EMF は CloudWatch を提供中のすべての AWS リージョンで利用可能です。この機能を使用するための追加料金は発生せず、CloudWatch のログとメトリクスの使用に対してのみ料金をお支払いいただきます。詳細については、CloudWatch 埋め込みメトリクスフォーマットのドキュメントをご覧ください。