投稿日: Jan 10, 2023
Amazon Location Service は、東南アジアでマップ、検索、ルーティングを提供する新しいデータソース GrabMaps を投入します。東南アジアでアプリケーションを構築しているデベロッパーは、ローカルマップにデータを表示したり、検索ボックスを使用してエンドユーザーの住所や興味のある場所を見つけたり、リアルタイムの交通状況を使用してルートを計算したりできます。
Grab の企業部門である GrabMaps は、Grab の消費者、販売者、ドライバーや配送パートナーを活用するコミュニティベースのマッピングの原則に基づいて構築されています。GrabMaps は、交通状況、通行止め、事業所の住所変更などに関するパートナーからのリアルタイムのフィードバックとともに、何百万もの注文や乗車から毎日データを抽出します。これにより、GrabMaps は、精度、対象範囲、鮮度の点で最高品質の地域マッピングデータを提供しながら、費用対効果の高い状態を維持できます。現在、GrabMaps はシンガポール、カンボジア、マレーシア、ベトナム、フィリピン、インドネシア、ミャンマー、タイの 8 か国をサポートしています。
GrabMaps for Amazon Location Service は、アジアパシフィック (シンガポール) リージョンでご利用いただけます。詳細については、Amazon Location Service 開発者ガイドをご覧ください。
Amazon Location Service は、デベロッパーがマップ、POI (points of interest)、ジオコーディング、ルーティング、トラッキング、ジオフェンシングなどを、データ品質、ユーザーのプライバシー、コストを犠牲にすることなくアプリケーションに簡単に追加できるようにするロケーションベースのサービスです。Amazon Location Service を使用すると、位置情報データの制御を保持し、プライバシーを保護し、エンタープライズのセキュリティリスクを軽減できます。Amazon Location Service は、さまざまなロケーションベースのサービスデータプロバイダー (Esri、HERE、Open Data Maps、GrabMaps) にわたって一貫した API を提供し、すべて 1 つの AWS コンソールで管理されます。