投稿日: Jan 25, 2023
Amazon OpenSearch Service では、新しいサーバーレスオプションである Amazon OpenSearch Serverless の一般提供を開始しました。OpenSearch Serverless では、ペタバイト規模の検索および分析のワークロードを実行するプロセスを合理化できます。そのため、OpenSearch クラスターを構成、管理、スケーリングする必要はありません。OpenSearch Serverless は、基盤となるリソースを自動的にプロビジョニングおよびスケーリングします。これにより、最も要求が厳しく予測不可能なワークロードに対しても、すばやいデータインジェストとクエリ応答を実現します。OpenSearch Serverless では使用したリソースに対してのみ料金が発生します。
OpenSearch Serverless は、コンピューティングとストレージを切り離します。また、インデックス作成 (インジェスト) コンポーネントと検索 (クエリ) コンポーネントを切り離し、Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) をインデックスのプライマリデータストレージとして使用します。この切り離されたアーキテクチャにより、OpenSearch Serverless では検索機能とインデックス作成機能を別個にスケーリングできます。さらに、Amazon S3 内にあるインデックスされたデータとも別にスケーリング可能です。
これまでプレビュー版として提供されてきた OpenSearch Serverless は、今回、さまざまな点で強化されました。スケールインに対応し、利用可能なリージョンが 3 つ追加されました。OpenSearch Serverless は現在、世界中の 8 つの AWS リージョンで提供中です。その内訳は、米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (東京)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド) となっています。
使用を開始するには、以下のリソースを参照してください。