投稿日: Jan 31, 2023
Amazon OpenSearch Service にクロスクラスター接続モードが新しく追加されました。これにより、ローカルドメインとリモート VPC ドメイン間にリモートでインデックスを再作成するためのセットアップが、簡単にできるようになりました。リモートでインデックスを再作成すると、ソースドメインからターゲットドメインにデータを移行できます。また、リモートでのインデックス再作成は、複数のメジャーバージョンでクラスターを更新する必要がある場合にも役立ちます。
以前は、リモートでインデックスを再作成するには、ターゲットドメインからソースドメインにアクセス可能であることを確認する必要がありました。リモートドメインで VPC が有効になっている場合は、ドメインが同じ VPC 内にある場合でも、パブリックアクセスの可能なリバースプロキシをリモートドメインに設定していました。
今回のリリースにより、接続モード「VPC エンドポイント」を使用してローカルドメインとリモート VPC ドメインの間に新しい接続を作成し、指定されたエンドポイントをリモートでのインデックス再作成の操作で使用できます。プロキシは不要で、ドメイン間のトラフィックは Amazon のネットワークバックボーン内にとどまり、追加コストは発生しません。新しい接続モードは、OpenSearch バージョン 1.3 以降を実行しているローカルドメインでご利用いただけます。新しい接続モードの詳細と、それを使用してリモートでインデックスを再作成する方法については、こちらのドキュメントを参照してください。
新しいクロスクラスター接続モードは、Amazon OpenSearch Service が利用可能な AWS リージョンで提供中です。ただし、AWS GovCloud (米国) およびアジアパシフィック (メルボルン) は除きます。Amazon OpenSearch Service を利用できるリージョンの詳細については、AWS リージョン表をご参照ください。
Amazon OpenSearch Service の詳細については、製品ページをご覧ください。