投稿日: Feb 23, 2023
Amazon CloudWatch リアルユーザーモニタリング (RUM) では、CloudWatch メトリックスに送信されるカスタムメトリックスをお客様が定義できるようになりました。お客様は、お客様定義のイベント (カスタムイベント)、事前定義された RUM イベント、およびお客様定義のメタデータ属性 (カスタム属性) のデータに基づいて指標を定義できます。お客様定義のメトリクスにより、お客様はアプリケーションの特定の部分を柔軟に監視したり、エンドユーザーに影響するアプリケーション固有の問題をトラブルシューティングしたり、異常があればアラートを受け取ったりすることができます。たとえば、お客様は、通話時間、Wi-Fi または携帯電話ネットワーク、ネットワーク帯域幅などの詳細をキャプチャするお客様定義のイベントを送信するビデオアプリケーションで、ドロップされた通話の数に関するメトリクスを定義できます。
CloudWatch RUM では、パフォーマンスとエラーのデータをリアルタイムで収集できるため、ウェブアプリケーションにおけるクライアント側のパフォーマンスを可視化できます。RUM では、ページの長いロード時間、エラーメッセージ、スタックトレースなどの問題をトラブルシューティングおよびデバッグできるよう可視化することにより、MTTR (平均修理時間) を短縮できます。お客様は RUM API を使用してカスタムメトリクスを定義できます。詳細については、RUM ユーザーガイドを参照してください。