投稿日: Feb 17, 2023

Amazon Data Lifecycle Manager の一般提供が、AWS 欧州 (スペイン) および AWS 欧州 (チューリッヒ) リージョンで開始されました。これらのリージョンでは今後、ポリシーを使用して、Amazon EBS スナップショットや EBS-backed AMI の作成、共有、コピー、保持を自動化できます。Data Lifecycle Manager により、EBS リソースを管理するための複雑なカスタムスクリプトが不要になったため、時間と費用を削減できます。

スナップショットの作成を自動化するポリシーは、EBS ボリュームから、もしくは EC2 インスタンスにアタッチされた EBS ボリュームのマルチボリューム Crash-consistent スナップショットから作成できます。またスナップショットを、EBS スナップショットアーカイブ (EBS スナップショットの 1 階層) に自動で移動するポリシーも設定可能です。アクセスはほとんどしないものの 90 日以上保持したい EBS スナップショットをアーカイブに移動することで、ストレージコストを最大 75% 削減できます。EBS-backed AMI ポリシーを使用することで、Data Lifecycle Manager が AMI を自動的に廃止および登録抹消し、その下にあるスナップショットを削除するように設定可能です。これにより、不要になった AMI スナップショットへの課金を回避できます。 

AWS マネジメントコンソール、AWS CLI、または AWS SDK を使用してポリシーを作成し、CloudWatch メトリクスでそのポリシーをモニタリングできます。詳細は、ブログ記事をご覧になるか、Amazon Data Lifecycle Manager のドキュメントにアクセスしてください。