投稿日: Feb 27, 2023
Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) で、非アクティブなタスク定義リビジョンを削除できるようになりました。この操作はプログラムで、または Amazon ECS のコンソールで行えます。この新機能により、タスク定義リビジョンのうち不要になったものや望ましくない構成を含むものを完全に削除できます。そのため、リソース管理が簡素化され、セキュリティ体制が向上します。
タスク定義は、Amazon ECS でタスクとサービスを実行するためのブループリントとして機能します。タスク定義を更新することで、新しいリビジョンの作成や、不要になった古いリビジョンの登録解除ができます。登録解除されたタスク定義リビジョンは Amazon ECS によって「非アクティブ」としてマークされ、新しいサービスの作成やスタンドアロンタスクの実行に使用できなくなります。したがって、非アクティブなタスク定義リビジョンは簡単に無視できますが、これらのリソースは時間の経過につれてたまっていくものです。しかしこれからは、これらのリソースを削除できます。新しい DeleteTaskDefinitions API または Amazon ECS コンソールを使用して、非アクティブなタスク定義リビジョンのリストを送信してください。Amazon ECS は送信されたリストのうち、まずアクティブなタスクに関連付けられていないリビジョンを削除します。それ以外のリビジョンは、関連するタスクすべてが停止したのちに削除されるので、最終的にはすべてが削除されます。削除のステータスは、Amazon ECS コンソールや DescribeTaskDefinition API を使用して確認できます。
この新機能は、AWS GovCloud (米国) リージョンを含むすべての AWS リージョンで利用できます。詳細については、ユーザーガイド、API リファレンス、またはブログ記事を参照してください。