投稿日: Feb 2, 2023
AWS Directory Service for Microsoft Active Directory (別称: AWS Managed Microsoft AD) と AD Connector が、AWS 欧州 (スペイン)、欧州 (チューリッヒ)、アジアパシフィック (ハイデラバード) リージョンで利用できるようになりました。
AWS Managed Microsoft AD は、実際の Microsoft Active Directory (AD) 上に構築されているため、AD 対応のアプリケーションを移行できるだけでなく、AWS クラウドでの AD インフラストラクチャの管理作業を削減できます。Microsoft AD 認証情報を使用して Amazon Relational Database Service (RDS) などの AWS アプリケーションに接続したうえで、SQL Server、RDS for PostgreSQL、RDS for Oracle の各種データベースを利用することが可能です。既存の Microsoft AD でアイデンティティを保持したり、AWS マネージドディレクトリでアイデンティティを作成および管理したりできます。
AD Connector は AWS アプリケーションで既存のオンプレミス AD アイデンティティを使用できるようにするプロキシです。AWS クラウド上の AD インフラストラクチャは必要ありません。また、AD Connector を使用すると、オンプレミス AD ドメインに Amazon EC2 インスタンスを結合し、既存のグループポリシーを使用してこれらのインスタンスを管理できます。
ドキュメントにて、AWS Managed Microsoft AD と AD Connector が利用可能な AWS リージョンの一覧を公開中です。詳細については、AWS Directory Service のページをご確認ください。