投稿日: Feb 3, 2023
AWS Serverless Application Model (SAM) コマンドラインインターフェイス (CLI) で sam list コマンドがリリースされました。これによりデベロッパーは、SAM アプリケーションのテスト中に、デプロイしたリソースの情報を取得できます。AWS SAM CLI はサーバーレスアプリケーションの構築、テスト、パッケージ化、デプロイを簡単にするデベロッパーツールです。
このたび、SAM CLI を使用して、SAM アプリケーションで定義された、または CloudFormation スタック内にデプロイされたリソースを検査できるようになりました。対象となるのは、デプロイしたアプリケーションのテストに必要なエンドポイント、メソッド、スタック出力といったリソースです。これまでは、AWS コンソールでリソースごとに特定の値 (エンドポイント URL など) を取得していました。その後、任意のテストツールで取得した値を使用して、アプリケーションを呼び出す必要がありました。今回リリースされた sam list コマンドを使用すれば、アプリケーションのテスト中に、コンテキストスイッチを回避して必要な情報を取得できます。これにより、イテレーションサイクルの高速化が実現します。