投稿日: Feb 7, 2023
AWS Service Management Connector を使用して、Atlassian の Jira Service Management Cloud カスタマーポータルから、AWS Service Catalog 製品のセルフサービスアクションを検索、プロビジョニング、終了、更新、使用できるようになりました。これにより、Atlassian サイトにユーザー登録しているものの Jira エージェントではない Jira Service Management のエンドユーザーは、AWS Service Catalog 統合を活用してリソースをプロビジョニングすることが可能です。管理者はこのコネクタにより、AWS Service Catalog の既存の設定を利用できます。また、その設定を Jira Service Management Cloud の管理者とユーザーに公開することが可能です。この設定には、キュレーションされた製品、ポートフォリオ、制約、タグ付けなどが含まれます。Jira Service Management ユーザーは、使い慣れた IT サービスマネジメント (ITSM) ツールで AWS Service Catalog 製品のプロビジョニングを確認およびリクエストできるようになりました。
このコネクタでは、上記の AWS Service Catalog 統合に加え、既存の AWS Systems Manager Incident Manager 統合と AWS Security Hub 統合も引き続き利用可能です。これらの AWS クラウドオペレーションの統合により、クラウドのプロビジョニング、オペレーション、リソース管理が簡素化されます。加えて、サービスマネジメントのガバナンスや AWS サービス全体に対する監視の効率も向上します。
AWS Service Management Connector は、無料でインストールできるプラグイン/アプリケーションとして、Atlassian Marketplace で入手可能です。ただし、使用する AWS サービスの料金や、ITSM ツールのライセンス料が発生する場合があります。この新機能は、AWS Service Catalog、AWS Systems Manager Incident Manager、AWS Security Hub の各サービスが提供されているすべての AWS リージョンで利用可能です。詳細については、AWS Service Management Connector のドキュメントを参照してください。