投稿日: Mar 14, 2023

Amazon Chime SDK は、電話キャリアのデプロイ時に Amazon Voice Focus のバックグラウンドノイズリダクションをサポートするようになりました。Amazon Voice Focus は、受賞歴のある機械学習ベースのノイズ抑制アルゴリズムで、風、犬の吠え、キーボードでの入力、通話による車のクラクションなどの望ましくない環境ノイズを軽減します。これにより、通信事業者は、固定電話とモバイルサブスクライバーの両方を対象に、音声ネットワーク全体にバックグラウンドノイズリダクションを大規模に導入できるようになりました。

通信事業者は、通信事業者向けの Amazon Voice Focus を使用することで、消費者向けおよびビジネス向けの音声通話機能としてバックグラウンドノイズリダクションを提供し、音声会話の忠実度を高めることができます。例えば、固定回線事業者は、セッション開始プロトコル (SIP) トランキングサービスをオンプレミスの電話システムに渡して Amazon Voice Focus を顧客に提供できるようになりました。この場合、Amazon Voice Focus は、コンタクトセンターのエージェントと発信者間の会話を妨げるバックグラウンドノイズを減らすのに役立ちます。モバイルネットワーク事業者 (MNO) は、Amazon Voice Focus をサブスクライバーに提供して、発信者がにぎやかな街の通りや騒がしい車両などの騒がしい環境でも簡単に通信できるようにすることもできます。

キャリア向け Amazon Voice Focus は、米国東部(バージニア北部)と米国西部(オレゴン)の AWS リージョンでご利用いただけます。

通信事業者向けの Amazon Voice Focus の詳細については、Amazon Chime SDK チームにお問い合わせいただくか Amazon Chime SDK をご覧ください。