投稿日: Mar 21, 2023
本日より、Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2) C6in インスタンス、Amazon EC2 M6in および M6idn インスタンス、Amazon EC2 R6in および R6idn インスタンスがベアメタルサイズでご利用いただけるようになりました。ネットワーク向けに最適化されたこの第 6 世代のインスタンスは、第 3 世代インテル Xeon スケーラブルプロセッサを搭載しています。これは、最大 200 Gbps のネットワーク帯域幅を提供する最初の x86 ベースのインスタンスです。第 5 世代のインスタンスと比べ、ネットワーク帯域幅が最大 2 倍になり、パケット処理パフォーマンスが最大 2 倍に向上しています。このインスタンスは、専用ハードウェアと軽量ハイパーバイザーを組み合わせた AWS Nitro System で構築されています。ホストハードウェアのほぼすべてのコンピューティングリソースおよびメモリリソースをインスタンスに提供し、全体的なパフォーマンスおよびセキュリティを改善します。
ベアメタルインスタンスにより、EC2 では、ディープパフォーマンス分析ツール、ベアメタルインフラストラクチャへの直接アクセスを必要とする特殊なワークロード、仮想環境でサポートされていないレガシーワークロード、ライセンス制限されたビジネスクリティカルなアプリケーションを活用するアプリケーションを実行できます。ベアメタルインスタンス上のワークロードでは、Elastic Load Balancing (ELB)、Amazon Virtual Private Cloud (Amazon VPC) など、AWS クラウドの包括的なサービスや機能のすべてを引き続き活用できます。
これらのインスタンスは、最大 80 Gbps の Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) 帯域幅と、最大 350K IOPS を提供します。これは EC2 インスタンスの中では最高の Amazon EBS パフォーマンスです。32xlarge およびメタルサイズは、Elastic Fabric Adapter (EFA) ネットワークに対応しています。EFA 対応のインスタンスを使用すると、分散コンピューティングやハイパフォーマンスコンピューティング (HPC) といったワークロードのレイテンシーが軽減します。またそのワークロードに対するクラスターのパフォーマンスが向上します。M6idn と R6idn インスタンスは、高速かつ低レイテンシーのローカルブロックストレージを必要とするアプリケーション向けに、最大 7.6 TB の NVMe SSD をローカルに搭載しています。
これらのインスタンスを利用可能な AWS リージョンは、米国東部 (バージニア北部、オハイオ)、米国西部 (オレゴン)、欧州 (アイルランド)、アジアパシフィック (シンガポール、東京)、AWS GovCloud (米国西部) です。
新しいインスタンスは、Savings Plans、リザーブドインスタンス、オンデマンドインスタンス、スポットインスタンスで購入できます。詳細については、C6in インスタンスのページ、M6in および M6idn インスタンスのページ、R6in および R6idn インスタンスのページをご覧ください。使用を開始するには、AWS マネジメントコンソール、AWS コマンドラインインターフェイス (AWS CLI)、AWS SDK のいずれかにアクセスしてください。