投稿日: Mar 2, 2023
Amazon Relational Database Service (Amazon RDS) は、AWS アジアパシフィック (ハイデラバードとメルボルン) リージョンで、Amazon RDS ブルー/グリーンデプロイのサポートを開始しました。ブルー/グリーンデプロイで、Amazon Aurora および Amazon RDS データベースの更新が、より安全かつシンプルに、そしてすばやく実施できます。
ブルー/グリーンデプロイの特徴は、現在の本番データベースを安全に保ちながら、本番環境の変更をデプロイおよびテスト可能なフルマネージド型のステージング環境を作成できることです。ワンクリックすれば、ほんの 1 分ほどでステージング環境を新たな本番システムに昇格できます。その際、アプリケーションへの変更やデータの損失は発生しません。
本番環境に変更をデプロイするときは、Amazon RDS ブルー/グリーンデプロイを使用してください。メジャーバージョンとマイナーバージョンのデータベースエンジンのアップグレードや、スキーマの更新、メンテナンス更新、データベースパラメータの設定変更、インスタンスのスケーリングなどができます。ブルー/グリーンデプロイは組み込みのスイッチオーバーガードレールを使用します。これにより、ダウンタイムが最大許容範囲を超過した場合や、レプリケーションエラーが検出された場合、またはインスタンスヘルスチェックのエラーが特定された場合、ステージング環境の昇格はタイムアウトします。
Amazon RDS ブルー/グリーンデプロイは、Amazon Aurora MySQL 5.6 以降、Amazon RDS for MySQL 5.7 以降、Amazon RDS for MariaDB 10.3 以降で利用可能です。Amazon RDS コンソールで数回クリックするだけで、Amazon RDS ブルー/グリーンデプロイを使用してデータベースを更新できます。ブルー/グリーンデプロイの詳細については、Amazon RDS の特徴のページと AWS ニュースブログを参照してください。