投稿日: Mar 31, 2023
本日、Amazon Simple Email Service (SES) では、商標登録されたロゴが Brand Indicators for Message Identification (BIMI) によって E メールに表示されているどうかをブランド側で簡単に確認するための新機能がリリースされました。SES でお使いのすべての E メール送信ドメインについて、BIMI が設定されていなかったり、誤った設定になっていないかを確認できるようになりました。BIMI は商標登録したロゴを E メールに表示するためのデジタル証明書であり、E メールの送信者とメッセージの内容に対する顧客の信頼を高めるためのものです。SES は Virtual Deliverability Manager Advisor を介して BIMI 設定を自動的にチェックし、現在の BIMI 設定に問題が見つかった場合に通知します。これにより、BIMI を設定して、漏れがないことをチェックすることが容易になります。
Virtual Deliverability Manager は SES の機能の 1 つであり、送信データや配信データに関するインサイトを提供し、配信成功率と評価に悪影響を与えている問題の解決方法に関するアドバイスを提供することで、受信トレイへの配信性能や E メールのコンバージョンの向上など、E メールの配信性能の強化を支援します。Virtual Deliverability Manager Advisor は、E メールの配信性能と評価に悪影響を与えている設定上の問題にフラグを付けることにより、E メール送信を改善するための推奨事項を提供するツールです。Virtual Deliverability Manager Advisor は、BIMI 設定の漏れを追跡して明確化することにより、お客様が送信ドメインを漏れなく設定できるように支援します。これにより、顧客のメールボックスへの E メールメッセージの配信成功率を高め、エンゲージメント率を向上させることができます。
SES での BIMI チェックは、SES を利用できるすべての AWS リージョンでサポートされています。
詳細については、Virtual Deliverability Manager Advisor および SES での BIMI のサポートに関するドキュメントを参照してください。