投稿日: Mar 10, 2023
本日より、Amazon 仮想プライベートクラウド (VPC) のお客様は、さらに 2 つの AWS リージョン (欧州 (チューリッヒ) と中東 (UAE) リージョン) で独自のプレフィックスリストを作成できるようになりました。
プレフィックスリストを使用すると、複数の CIDR ブロックを単一のオブジェクトにグループ化したり、ネットワーク構成を簡略化するためのリファレンス用にしたりできます。プレフィックスリストは、AWS Resource Access Manager (RAM) を使用して他の AWS アカウントと共有し、VPC ルートテーブルとセキュリティグループの設定に使用できます。プレフィックスリストにより、変更をロールアウトし、セキュリティグループとルートテーブルの整合性を複数の VPC およびアカウントにまたがって維持することが容易になります。例えば、すべての支社の CIDR ブロックを表すプレフィックスリストを作成し、それを使用してセキュリティグループとルートテーブルを設定できます。新しい支社を追加するときは、その CIDR ブロックをプレフィックスリストに追加するだけで、対応するすべての VPC とアカウントからの接続が自動的に確立されます。
このリージョンの拡張により、プレフィックスリストは、アジアパシフィック (ハイデラバード)、アジアパシフィック (メルボルン)、欧州 (スペイン) を除くすべての AWS リージョンで利用できるようになりました。
プレフィックスリストの使用に追加料金は発生しません。プレフィックスリストの詳細については、公開ドキュメントを参照してください。Amazon VPC についての詳細は、VPC ユーザーガイドをご覧ください。