投稿日: Mar 22, 2023
AWS Batch では、AWS Fargate タイプのジョブに最大 200 GiB のサイズのエフェメラルストレージを設定できるようになりました。つまり、AWS Batch のコンピューティングプラットフォームとして Fargate を使用すると、ジョブに使用できるエフェメラルストレージをデフォルト値の 20 GiB 以上に拡張できます。今回のリリースにより、機械学習の推論を実行するために Docker イメージのサイズを制限したり、データ処理用のコンテナー内のデータセットのサイズを 20 GiB 未満に制限したりする必要がなくなりました。エフェメラルストレージを最大 200 GiB に設定して、より大きなサイズのワークロードを実行できます。
AWS Batch ジョブに必要なエフェメラルボリュームのサイズは、EphemeralStorage パラメーターを使用して定義できます。このパラメーターでは、ジョブ定義で 21 GiB から最大 200 GiB の範囲のエフェメラルストレージを設定できます。このパラメーターは、コンピューティングプラットフォームとして Fargate を使用している場合にのみ使用可能で、RegisterJobDefinition API オペレーションを使用して実行できます。
これで、AWS Batch のコンピューティングプラットフォームとして Fargate を使用するジョブに必要なエフェメラルストレージのサイズを設定できるようになりました。デフォルトの制限である 20 GiB の使用制限はなくなりました。この設定は、現在 AWS Batch が利用可能なすべての AWS リージョンで利用できます。AWS Batch の詳細については、AWS Batch ユーザーガイドを参照してください。AWS Batch API の詳細については、「AWS Batch API リファレンス」をご覧ください。