投稿日: Mar 16, 2023
Microsoft Teams 用 AWS Chatbot の一般提供が開始されました。AWS のお客様は今後、Microsoft Teams チャネルから AWS リソースを安全にモニタリングし、AWS インフラストラクチャのオペレーションイベントに対応できます。これにより、チーム全体で迅速な確認、協力しての診断、共通の DevOps コマンドの安全な実行が可能です。
Microsoft Teams 用の AWS Chatbot を使用して、Microsoft Teams チャネルに AWS の ChatOps を実装できるようになりました。また、Microsoft Teams チャネルで通知を受け取るように設定できます。通知の送信元としては、Amazon CloudWatch や Amazon Simple Notification Service にパブリッシュする 200 以上の AWS サービスに対応しています。診断情報の取得や、AWS 環境の設定、インシデントを修正するアクションの実行のために、Teams チャネルから切り替える必要もありません。
通知を有効にするには、Microsoft Teams チャネルを AWS Chatbot の SNS トピックまたは CloudWatch Events にサブスクライブしてください。アラームやイベントが発生すると、サブスクライブした Microsoft Teams チャネルに直接、AWS Chatbot が通知を配信します。Microsoft Teams のチャネルメンバーは、チャネル内の AWS Chatbot にタグ付けを行い、AWS CLI コマンドを実行して問題の診断や、AWS リソースの設定をすることもできます。
Microsoft Teams 用 AWS Chatbot の使用を開始するには、AWS Chatbot コンソールにアクセスし、Microsoft Teams アプリから Microsoft Teams 用 AWS Chatbot をインストールしてください。追加費用はかかりません。AWS Chatbot はすべての公開 AWS リージョンで利用可能です。お支払いは、基盤となる AWS サービスの料金のみです。詳細については、AWS Chatbot 入門ガイド、または AWS ニュースブログを参照してください。