投稿日: Mar 27, 2023
Cost Explorer の新規ユーザーは、コスト異常検出を自動的に利用できるようになりました。コスト異常検出は、想定外のコスト増加を継続的にモニタリングおよび検出し、アラートを送信する、機械学習を活用したサービスです。今回のデフォルト設定により、Cost Explorer の新規ユーザーはコスト管理を手間なく迅速に改善できます。
これまで、コスト異常検出の使用を開始するには、まず Cost Explorer を有効にして、次にコストモニターとアラートの設定を行う必要がありました。この手動プロセスは、新しい自動設定によって不要になります。今回のリリースにより、Cost Explorer の新規ユーザー (2023 年 3 月 27 日以降が対象) には、AWS サービスモニターおよび日次の E メールサブスクリプションが作成されます。これに該当するのは、通常のスタンドアロンアカウントまたは管理アカウントを持つ新規ユーザーです。実際の支出額が 100 USD を超え、予想支出額の 40% を超える場合、アカウントに関連付けられているメインの E メールアドレスに日次の要約が送信されます。お客様固有のニーズに合わせて、追加のコストモニターやアラートの設定を作成/変更することをお勧めします。コスト異常検出に興味がない場合は、コンソールまたは API を介してオプトアウトできます。
Cost Explorer の新規ユーザー向けの自動設定は、GovCloud を除くすべての AWS 商用リージョンで利用できます。Cost Explorer を有効にするには、AWS Cost Management コンソールにアクセスするか、Cost Explorer を有効にするで詳細をご確認ください。コスト異常検出は追加費用なしで使用を開始できます。詳細については、コスト異常検出のドキュメントを参照してください。