投稿日: Mar 10, 2023
AWS License Manager は、委任管理者のサポートを Linux サブスクリプションの検出およびガバナンス機能にまで拡張します。委任管理者を使用すると、管理アカウントから組織内の別のアカウントにアクセスして、AWS での Linux サブスクリプションを追跡できます。委任管理者を使用することで、サブスクリプション管理を請求やその他の集中管理タスクから柔軟に分離できます。
一元的な支払者または管理アカウントで AWS License Manager を設定し、委任された管理者として別の AWS アカウントを選択できます。委任管理者アカウントを設定すると、リージョンやアカウント全体の Linux サブスクリプションを検出し、CloudWatch メトリクスの表示やアラームの設定などのガバナンスタスクを実行できます。
AWS License Manager の Linux サブスクリプションの委任管理者は、AWS GovCloud (米国) リージョンと AWS 中国リージョンを除くすべての AWS リージョンで利用できます。委任管理者機能を含む Linux サブスクリプションは、アフリカ (ケープタウン)、アジアパシフィック (香港)、アジアパシフィック (ハイデラバード)、アジアパシフィック (ジャカルタ)、アジアパシフィック (メルボルン)、欧州 (ミラノ)、欧州 (スペイン)、欧州 (チューリッヒ)、中東 (バーレーン)、中東 (UAE) など、デフォルトで有効になっていないリージョンで使用できるようになりました。
利用を開始するには、AWS License Manager コンソールにアクセスして、左側のナビゲーションで [Linux サブスクリプション] タブを選択します。詳細については、AWS License Manager ユーザーガイドの「Linux サブスクリプション」セクションをご覧ください。